プロジェクト名：コーヒー粕を未来の新素材に再資源化プロジェクト

🚩活動予定
　9~10月　Free Trees（八重瀬町）
　12~2月　Free Trees（八重瀬町）

🚩プロジェクト概要
　沖縄県だけでなく、日本全国には産業廃棄物の処理方法に課題があります。今回テーマとしているコーヒー粕もその1つです。日本のコーヒーの消費量は世界第4位で、年間約42万トン(2021年)消費され、廃棄されるものは粕の重さと同等の水分を含むことから実際にはその倍の約85万トンの廃棄物が発生しています。また、この膨大なコーヒー粕を処分するために、多くの埋め立て地や焼却エネルギーが必要であることや、長時間放置されて腐敗したコーヒー粕から温室効果の高いメタンガスや二酸化炭素が発生することが問題視されています。これらを解決するために、コーヒー粕を利用したボタニカルコンクリートの開発を研究しています。
　ボタニカルコンクリ―トとは熱プレスのみで作成されるもので、植物中のリグニンという成分を接着剤としています。この方法を用いることで、産業廃棄物として処理される植物の量を減少させ、二酸化炭素の削減に期待ができます。そこで、このボタニカルコンクリートに使用する植物をコーヒー粕にすることで、前述の問題点の解決に期待できるだけでなく、今まで存在しなかったコーヒー粕を使ったコースターという話題性が生まれ、地域活性化の１つにしたいと考えています。

🚩チームメンバー（★ﾘｰﾀﾞｰ） 
★宮本　祐香（工学部　工学科　４年）                                                  
・瑞慶覧　朝伎（工学部　工学科　４年）
・松嶋　義丈（工学部　工学科　４年）
・松本　周作（理工学研究科　２年）
・比嘉　和哉 （球陽高校　２年）