うるま市と国立大学法人琉球大学が包括連携協定を締結しました。
うるま市と本学は、令和5年10月10日、うるま市が有する地域特性や文化的財、環境、医療等の情報及び資源と本学が有する教育及び学術研究等の知的資源の効果的な活用を図るとともに、幅広い分野での緊密な協力のもと市の発展、人材育成及び学術研究の振興に寄与することを目的として包括連携協定を締結しました。
今後は、本協定を活用し、現在、うるま市、沖縄市と連携し展開している科学技術振興機構の共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)の「育成型」事業である「フード・トランスフォーメーションが結ぶ環境・観光アイランド実現拠点」事業をさらに発展させ、地域課題の解決に共に取り組んでいくとともに、子育て支援や防災、文化の振興等の新たな分野での連携も推進していく予定です。
執り行われた締結式において西田学長は「本協定は両者の相互連携協力をより強くするものであり、時宜を得た、大変意義あるものと存じている。これにより、今後、COI-NEXT事業を始めとして、様々な分野において事業展開の可能性が生まれることを確信している。」と挨拶されました。
【協定の内容】
(1)子育て支援及び貧困対策に関すること
(2)まちづくりに関すること
(3)環境保全及び循環型社会の構築に関すること
(4)防災に関すること
(5)保健、医療及び福祉に関すること
(6)観光産業及び農林水産業をはじめとする各種産業の振興に関すること
(7)文化の振興に関すること
(8)人材育成に関すること
(9)教育及び学術研究に関すること
(10)その他、本協定の目的達成に必要な事項に関すること
【想定される実施内容例】
(1)有識者による指導・助言や研修、講演会の開催
(2)ICTを活用した教育プログラムの検討
(3)うるま市民への学び直しの場の提供
(4)うるま市の農林水産物・特産物の機能性及び生産性向上に関する共同研究
(5)観光業及び農林水産業の地域的課題解決のためのデータ分析
(6)循環型社会の構築に向けた連携事業の推進
(7)フィールドワーク
【協定の有効期限】
令和5年10月10日から令和6年3月31日まで
※ただし、本協定の有効期間が満了する日の1ヶ月前までに、うるま市又は本学のいずれかから書面による特段の申し出がないときは、本協定の有効期間は、1年間更新されるものとし、以後同様とする。ただし、うるま市又は本学に特別の事情がある場合には、この限りでない。
【協定締結式の様子】
協定を結ぶ 中村正人 うるま市長(左)と西田睦 琉球大学長(右)
署名時の様子
協定締結式出席者での記念撮影